寒い日に飲む飲料水〜日本茶について〜
突然ですが、暑い時には冷たい飲みものを飲むし、寒い時には温かい飲みものをのむと思います。
僕がよく飲む飲みものは、コーヒーかお茶が多いです。
コーヒーやお茶には共通して、カフェインが含まれています。これは、眠気覚ましや体を冷やしてしまう効果があるとの効きます。
今回、その飲みものであるお茶特に日本茶について種類などを記事として書きたいと思います。
まず、ひとえにお茶と言っても種類は豊富です。日本茶として大きく分けると煎茶、玉露、抹茶、玉露茶、茎茶、玄米茶などがあります。
日本で生産されているお茶は、ほとんどが緑茶です。
昭和40年代までは、各地で紅茶が生産されていたようですが、品質・価格面で諸外国であるインド・スリランカに太刀うちできなかったようです。
日本で烏龍茶がブームになったのは、昭和54年から60年ころと言われています。
その頃には、烏龍茶の製造を試みたところもあったようですが、紅茶同様に品質・価格面で思わしくなかったようで、今では日本で生産されるお茶はほとんどが緑茶になっております。
緑茶の製法もほぼ蒸し製法で、九州の一部の地域では地元消費のため釜炒り緑茶(玉緑茶など)が存在しているようです。
また、お茶の味は、適度な渋味、苦味とうま味、甘味があって調和がとれ、後味に清涼感のあるものが美味しいとされています。
これらの味を決める成分として、カテキン類、アミノ酸類、カフェインが代表的なもので、特にカテキンとアミノ酸とのバランスにより味が大きく左右されるようです。
1.カテキンについて
カテキンは渋味は弱いが苦味があり、そのガレートタイプのものは苦渋味が強いが、不快感がなく、口中を爽やかにすると言われています。
また、玉露や抹茶はカテキンが少ないため苦渋味が弱く、ほうじ茶は高温処理でカテキンが酸化変性を受けて減少し、苦渋味が弱くなっているようです。
2.アミノ酸類について
アミノ酸は、うま味や甘味を決める成分でもあり、緑茶には約20種類含まれているようです。
アミノ酸のなかでも、テアニンは煎茶に含まれるアミノ酸の約60%を占め、味の決定に重要視されております。
また、その他のアミノ酸類もうま味や甘味に関与するものが多いようで、それらの量的バランスにより複合された味が様々なお茶として作り出されているようです。
3.カフェイン
独特の苦味を持ち、熱水に良く溶ける性質を持つとされるため、高温の湯で入れたお茶はさらに苦味が強くなるようです。
これまで、日本茶の種類や成分を記載してきました。成分を知ることで飲んだ時の所感もまた違ったものになるかと思います。
皆さんもお茶を飲む際、その時の自分にあったお茶を種類や温度で選んでみてはいかがでしょうか。
その時は、また違った後味を経験できるかなと思います。